記事 · 2026-10-22 更新
カーリースと購入(現金・ローン・残クレ)はどっちが得か
カーリースと車の購入(現金一括・自動車ローン・残価設定クレジット)を、払う総額・月々の負担・自由さで比べました。どんな人にどれが向くかと、総額の計算のしかたをまとめています。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
この記事のポイント
- 総額だけなら現金一括がいちばん安く、利息や手数料のぶん他の方法は高くなる
- 残クレとリースは月々が安く見えるが、最後に残価の精算や車の返却がある
- リースは税金・車検などが月額に入る分、比べるときは購入の方にも足して比べる
- 走行距離の上限・傷の精算・途中解約の決まりを先に確かめる
- 計算・診断の道具ローン・残クレ・カーリースの総額比較車の値段・頭金・金利・回数から、普通のローンと残価設定ローン(残クレ)の月々と総額、カーリースの月額×月数+返却時の精算の目安を並べて比べます。使ってみる →計算・診断の道具車の維持費の計算機(年・月の合計)排気量・登録の時期から自動車税(軽は 10,800 円)を決め、重量税・自賠責・任意保険・車検・ガソリン・駐車場・メンテを足して、1 年と 1 か月あたりの維持費を出します。使ってみる →
新しい車に乗る方法は、現金一括・自動車ローン・残価設定クレジット(残クレ)・カーリースの 4 つが主です。「カーリースと購入はどっちが得か」は、何年乗るか、どれだけ走るか、手元にいくらあるかで答えが変わります。この記事では 4 つの方法の違いと、総額で比べるやり方を説明します。自分の条件で計算するなら、ローン・残クレ・カーリースの総額比較を使ってください。
4 つの方法の違い
| 方法 | 車の持ち主 | 月々の負担 | 最後 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| 現金一括 | 自分 | なし(維持費だけ) | 車が残る | 貯金があり長く乗る人 |
| 自動車ローン | 自分(銀行系) | 車両代+利息 | 車が残る | 長く乗りたいが現金は残したい人 |
| 残クレ | 販売店・信販会社 | 残価を除いた分+利息 | 返す・買い取る・乗り換え | 3〜5 年で乗り換えたい人 |
| カーリース | リース会社 | 車両代+税金・車検など | 返す(もらえる契約もある) | 出費を毎月同じにしたい人 |
現金一括:総額がいちばん安い
利息も手数料もかからないので、払う総額はいちばん安くなります。ただし手元の現金が一度に大きく減るので、急な出費に使えるお金を残しておけるかを考えます。値引きの交渉がしやすいこともあります。
自動車ローン:金利で総額が変わる
銀行のマイカーローンは金利が低め、販売店のローンは手続きが楽なかわりに金利が高めのことが多いです。たとえば 200 万円を金利 3%・60 回で借りると、利息は約 15.6 万円、金利 7% なら約 37.6 万円(元利均等の計算の例)。金利 4 ポイントの差で 20 万円ほど変わります。
残クレ:月々は安いが最後に選ぶ
残クレは、数年後の車の予想の価値(残価)を先に引いて、残りを分割で払います。月々が安くなるのはこのためです。ただし、利息は残価の分にもかかる契約が多く、最後に「返す」「残価を払って買い取る」「新しい車に乗り換える」のどれかを選びます。買い取るなら、普通にローンを組んだ場合より総額が高くなることがあります。
カーリース:税金や車検が月額に入る
カーリースの月額には、車両代のほか自動車税・重量税・自賠責・車検の費用が入っていることが多いです(どこまで入るかは会社とプランで違います)。毎月の出費がそろうのが利点です。一方で、走行距離の上限(月 1,000〜1,500km など)、返すときの傷やへこみの精算、原則として途中で解約できない点に注意が必要です。
総額で比べるときのコツ
リースの月額には税金や車検が入っているのに、購入の方は車両代とローンだけで比べると、購入が安く見えてしまいます。比べるときは次の点をそろえます。
| そろえること | 理由 |
|---|---|
| 乗る年数 | 5 年と 7 年では総額も残る価値も違う |
| 税金・車検・自賠責 | リースに入っているなら、購入の方にも足す |
| 最後に残る車の価値 | 購入は売れば戻るお金がある |
| 返却時の精算の目安 | 距離の超過・傷でかかる分を見込む |
購入側の税金や車検の額は、車の維持費の計算機で出してから足すと、比べやすくなります。
例:同じ車を 5 年乗ったときの総額
車両代 250 万円の車を 5 年乗る、という例で考えます。数字はすべて例です。
| 方法 | 5 年で払う額の例 | 5 年後 |
|---|---|---|
| 現金一括 | 250 万円+税金・車検など | 車が残る(売れば戻るお金がある) |
| ローン(金利 3%・60 回) | 約 270 万円+税金・車検など | 車が残る |
| 残クレ(残価 100 万円・金利 4%) | 月々の合計 約 180 万円+税金・車検など | 返す/残価 100 万円を払って買い取る |
| カーリース(月 4.5 万円・税金など込み) | 約 270 万円 | 返す(精算があることも) |
残クレで最後に買い取ると、月々の合計と残価で 280 万円をこえ、ローンより高くなることがあります。逆に 5 年で手放すつもりなら、現金やローンで買っても売ったお金が戻るので、その分を差し引いて比べます。このように「最後にどうするか」まで決めると、どれが得かが見えてきます。
契約の前に確かめること
- 金利(実質年率)と、手数料が月額・総額に入っているか
- 残価が「保証されている」か、返すときの査定で変わるか
- 走行距離の上限と、こえたときの 1km あたりの精算の額
- 途中で解約・乗り換えをするときの費用
- 任意保険が月額に入っているか(多くの場合は別)
どの方法を選ぶか
- 長く乗る・たくさん走るなら、現金かローンで買うのが向きます。距離の上限を気にしなくてよいからです。
- 3〜5 年ごとに新しい車に乗りたいなら、残クレかリース。月々が一定で、乗り換えの手間も少なめです。
- 手元の現金を減らしたくないが総額も抑えたいなら、金利の低い銀行のローンを先に探します。
最後は、ローン・残クレ・カーリースの総額比較に見積もりの数字(金利・月数・頭金・残価・リースの月額)を入れて、同じ年数での総額を見て決めてください。契約の条件は会社ごとに違うので、申し込む前に公式の説明と契約書で確かめましょう。
よくある質問
カーリースは結局高い?
月額に税金・自賠責・車検などが入っているので、購入より高いとは一概に言えません。ただし契約が終わると車は手元に残らず、距離の超過や傷の精算でお金がかかることがあります。同じ年数・同じ条件で総額を比べてください。
残クレで最後に車を返すとお金はかからない?
決められた走行距離と車の状態の範囲内なら、残価の分は払わずに返せる契約が多いです。距離をこえたり、傷やへこみがあると精算のお金がかかります。契約書の条件を確かめてください。
どの方法が一番いいか決められない
「乗る年数」「年間の走行距離」「手元の現金」の 3 つで決めると迷いにくいです。長く乗り、たくさん走るなら購入、数年ごとに新しい車に乗りたいならリースや残クレが向きます。