記事 · 2026-10-22 更新
軽自動車と普通車の維持費の違い
軽自動車と普通車(コンパクトカー)の維持費を、税金・重量税・自賠責・任意保険・ガソリン・高速代で比べました。年間でいくら違うのかの例と、軽が向く人・普通車が向く人をまとめています。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
この記事のポイント
- 税金の差は制度で決まっていて、軽 10,800 円と普通車 1,000cc 以下 25,000 円で年 14,200 円以上
- 重量税・高速代・タイヤ代も軽の方が安い
- 燃費は今はコンパクトカーのハイブリッドの方がよいこともある
- 4 人以上で長い距離をよく走るなら、普通車の方が楽で安全面の余裕もある
- 計算・診断の道具車の維持費の計算機(年・月の合計)排気量・登録の時期から自動車税(軽は 10,800 円)を決め、重量税・自賠責・任意保険・車検・ガソリン・駐車場・メンテを足して、1 年と 1 か月あたりの維持費を出します。使ってみる →計算・診断の道具ガソリン代と燃費の差の計算機月の走行距離・燃費・ガソリンの単価から月と年のガソリン代を出し、今の車と燃費のいい車(ハイブリッドなど)の差と、車の値段の差を何年で取り戻せるかを出します。使ってみる →
軽自動車と普通車で迷ったとき、いちばん気になるのは「維持費がどれくらい違うか」です。この記事では、軽自動車と普通車(1,000〜1,500cc のコンパクトカー)の維持費を項目ごとに比べ、年間でいくら違うかを例で出します。自分の条件で比べたいときは、車の維持費の計算機で両方の数字を入れてみてください。
軽自動車と普通車の維持費の違い(項目ごと)
| 項目 | 軽自動車 | 普通車(コンパクト) |
|---|---|---|
| 税金(年) | 10,800 円 | 25,000 円(1,000cc 以下)〜30,500 円(〜1,500cc) |
| 重量税(2 年・目安) | 6,600 円ほど | 1 トン以下で 16,400 円ほど |
| 自賠責(24 か月・目安) | 17,540 円ほど | 17,650 円ほど |
| 任意保険 | 安めが多い | 型式で幅がある |
| 高速道路の料金 | 普通車の約 8 割 | 基準 |
| タイヤ 4 本 | 小さく安め | 軽より高め |
税金の額は制度で決まっています(自家用乗用、2019 年 10 月以降の新規登録の普通車と、2015 年 4 月以降の軽自動車の額)。重量税・自賠責は目安なので、国土交通省・損害保険料率算出機構の公式ページで確かめてください。
税金の差:年 14,200 円から
軽自動車税(種別割)は年 10,800 円、普通車の自動車税(種別割)は 1,000cc 以下でも 25,000 円です。1,500cc の車なら 30,500 円で、差は年 19,700 円。10 年乗ると約 20 万円の差になります。
なお、軽自動車は初めての検査から 13 年をこえると 12,900 円、普通車も 13 年をこえるとおおむね 15% 上がります。古い車ほど差は広がります。
車検のときの差:重量税と整備代
車検のときに払う重量税は、軽自動車は重さに関係なくほぼ一定、普通車は重さ 0.5 トンごとに上がります。コンパクトカーでも 1 トンをこえると軽の 3〜4 倍ほどになります。整備代も、部品やオイルの量が少ない軽の方がやや安めです。
ガソリン代の差:ハイブリッドなら逆転も
昔は「軽の方が燃費がよい」が当たり前でしたが、今はコンパクトカーのハイブリッドの方が燃費がよい車もあります。年 1 万 km 走り、軽 20km/L・ハイブリッド 28km/L・単価 170 円で比べると、ガソリン代は軽が 85,000 円、ハイブリッドが約 60,700 円で、普通車の方が年 2.4 万円安くなります。燃費の違う 2 台の比べ方はガソリン代と燃費の差の計算機で計算できます。
例:年間の維持費を比べる
駐車場を 0 円、年 8,000km、保険・整備は目安として計算した例です。
| 年あたり | 軽自動車(18km/L) | 普通車 1.5L(15km/L) | 差 |
|---|---|---|---|
| 税金 | 10,800 円 | 30,500 円 | 19,700 円 |
| 重量税・自賠責(半分) | 12,070 円 | 21,125 円 | 9,055 円 |
| 任意保険 | 50,000 円 | 60,000 円 | 10,000 円 |
| 整備・メンテ | 50,000 円 | 70,000 円 | 20,000 円 |
| ガソリン(170 円/L) | 75,500 円 | 90,700 円 | 15,200 円 |
| 合計 | 約 19.8 万円 | 約 27.2 万円 | 約 7.4 万円 |
この例では、軽自動車にすると年 7 万円ほど、月 6,000 円ほど安くなります。
軽自動車が向く人・普通車が向く人
軽自動車が向く人
- 1〜2 人で乗ることが多い
- 街の中の買い物・通勤が中心で、1 回に走る距離が短い
- 狭い道・小さな駐車場を使う
普通車が向く人
- 4〜5 人でよく乗る、荷物が多い
- 高速道路で長い距離をよく走る(合流・追い越しに余裕がある)
- 年に 1 万 km 以上走り、ハイブリッドの燃費が生きる
買うときの値段と売るときの値段
維持費だけでなく、買うときと売るときの値段も比べておくと、全体の差が見えます。最近の軽自動車は装備が増え、人気のスーパーハイトワゴンなどは 200 万円をこえることもあり、コンパクトカーと買うときの値段があまり変わらない場合もあります。一方で、軽自動車は中古でも人気があり、売るときの値段が落ちにくい傾向があると言われます(車種と状態によります)。
| 比べること | 軽自動車 | 普通車(コンパクト) |
|---|---|---|
| 買うときの値段 | 100 万円台〜200 万円台が多い | 100 万円台後半〜が多い |
| 維持費(年) | 安い | 軽より高め |
| 売るときの値段 | 落ちにくい傾向 | 車種による |
| 長い距離・高速 | やや疲れやすい | 余裕がある |
値段は目安です。何年乗るかを決めて、「買う値段+維持費×年数−売る値段」で比べると、どちらが得かがはっきりします。
最後は自分の数字で比べる
維持費の差は、住む場所・走る距離・保険料で大きく変わります。候補の 2 台の排気量・燃費・保険の見積もりを車の維持費の計算機に入れて、年と月の差を確かめてから決めてください。
よくある質問
軽自動車にすると年いくら安くなる?
この記事の例では、普通車 1.5 リットルとくらべて年 5〜8 万円ほど安くなります。差が大きいのは税金・重量税・保険・タイヤ代です。走る距離が長い人は燃費の差でも変わります。
軽自動車の保険は安い?
任意保険の料率は車の型式ごとに決まり、軽自動車は普通車より料率の幅が狭く、安めになることが多いです。実際の額は年齢・等級・補償で変わるので、見積もりで確かめてください。