記事 · 2026-10-22 更新
車の維持費の内訳と平均(年間・月いくらかかるか)
車の維持費を、自動車税・重量税・自賠責・任意保険・車検・ガソリン・駐車場・メンテの項目ごとに分けて、年間と月あたりの目安を出しました。軽自動車と普通車の例と、自分の数字で計算するやり方つき。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
この記事のポイント
- 車の維持費は「税金・保険・車検・燃料・駐車場・メンテ」の 6 つに分けると見落としがない
- 自動車税と軽自動車税は制度で決まった額。排気量と登録の時期で変わる
- 金額の差がいちばん大きいのは駐車場とガソリン代。住む場所と走る距離で倍以上変わる
- 車検は 2 年に 1 回なので、年・月に割って積み立てると急な出費にならない
- 計算・診断の道具車の維持費の計算機(年・月の合計)排気量・登録の時期から自動車税(軽は 10,800 円)を決め、重量税・自賠責・任意保険・車検・ガソリン・駐車場・メンテを足して、1 年と 1 か月あたりの維持費を出します。使ってみる →計算・診断の道具ガソリン代と燃費の差の計算機月の走行距離・燃費・ガソリンの単価から月と年のガソリン代を出し、今の車と燃費のいい車(ハイブリッドなど)の差と、車の値段の差を何年で取り戻せるかを出します。使ってみる →
車の維持費は「毎年かかるもの」「2 年ごとにかかるもの」「走った分だけかかるもの」が混ざっているので、月いくらかかっているのか分かりにくいお金です。この記事では、車の維持費の内訳を 6 つの項目に分け、年間と月あたりの平均的な目安を例で出します。自分の車の数字を入れて計算したいときは、車の維持費の計算機を使ってください。
車の維持費の内訳は 6 つ
車を持つとかかるお金は、大きく次の 6 つです。
| 項目 | 払う時期 | 金額の決まり方 |
|---|---|---|
| 自動車税・軽自動車税 | 毎年 5 月ごろ | 制度で決まった額(排気量・登録の時期) |
| 自動車重量税 | 車検のとき(2 年分) | 車の重さ・年数・エコカーかどうか |
| 自賠責保険 | 車検のとき(2 年分) | 制度で決まった保険料(改定あり) |
| 任意保険 | 毎年(月払いも可) | 年齢・等級・車種・補償の内容 |
| 車検・メンテ | 2 年ごと・随時 | 整備の内容と依頼先 |
| ガソリン・駐車場 | 毎月 | 走る距離・燃費・地域 |
「税金」と「自賠責」はほぼ決まった額、「任意保険」「ガソリン」「駐車場」は人によって大きく変わる、と考えると分かりやすいです。
税金:自動車税と軽自動車税
自動車税(種別割)は、毎年 4 月 1 日の時点で車を持っている人にかかります。自家用の乗用車は排気量で額が決まり、2019 年 10 月 1 日以降に新しく登録した車は次の額です。
| 排気量 | 2019 年 10 月以降の新規登録 | 2019 年 9 月以前の登録 |
|---|---|---|
| 1,000cc 以下 | 25,000 円 | 29,500 円 |
| 〜1,500cc | 30,500 円 | 34,500 円 |
| 〜2,000cc | 36,000 円 | 39,500 円 |
| 〜2,500cc | 43,500 円 | 45,000 円 |
| 〜3,000cc | 50,000 円 | 51,000 円 |
軽自動車税(種別割)は、自家用の乗用の軽自動車で年 10,800 円(2015 年 4 月以降に初めて検査を受けた車)です。初めての検査から 13 年をこえると 12,900 円に上がります。普通車も 13 年をこえるとおおむね 15% 高くなります。
車検のときに払うもの:重量税・自賠責・整備代
車検(新車は 3 年目、その後は 2 年ごと)のときには、重量税と自賠責保険の 2 年分、それに点検・整備の代金をまとめて払います。
- 重量税の目安は、エコカー減税のない自家用乗用車で 0.5 トンごとに 2 年で 8,200 円ほど(車両重量 1.5 トンの車なら 24,600 円ほど)、軽自動車は 2 年で 6,600 円ほどです。年数がたつと上がります。
- 自賠責保険の目安は、24 か月で普通車 17,650 円ほど、軽自動車 17,540 円ほど(2023 年 4 月以降の額)です。保険料は見直されることがあります。
- 整備代・手数料は、ディーラーか整備工場か車検の専門店かで差が出て、部品の交換がなければ数万円、多ければ 10 万円をこえることもあります。
重量税・自賠責の正確な額は、国土交通省と損害保険料率算出機構の公式ページで確かめてください。
任意保険・ガソリン・駐車場
ここが人によって最も差が出るところです。
- 任意保険は、20 代で等級が低いと年 10 万円をこえることもあり、40 代で等級が高ければ年 3〜6 万円ほどに下がることもあります(目安)。
- ガソリン代は「年間の走行距離 ÷ 燃費 × ガソリンの単価」で出ます。年 8,000km・燃費 15km/L・単価 170 円なら、約 90,700 円です。燃費の違う車でどれだけ差が出るかはガソリン代と燃費の差の計算機で比べられます。
- 駐車場代は、地方の持ち家なら 0 円、都市部では月 1〜4 万円ほどと幅があります。
例:軽自動車と普通車の年間の維持費
数字を入れた例です。保険・ガソリン・整備代は目安で、駐車場は 0 円にしています。
| 項目(年あたり) | 軽自動車の例 | 普通車 1.5L の例 |
|---|---|---|
| 税金 | 10,800 円 | 30,500 円 |
| 重量税(2 年分を半分) | 3,300 円 | 12,300 円 |
| 自賠責(2 年分を半分) | 8,770 円 | 8,825 円 |
| 任意保険 | 50,000 円 | 60,000 円 |
| 車検の整備代(2 年分を半分) | 25,000 円 | 35,000 円 |
| ガソリン(年 8,000km) | 75,500 円(18km/L) | 90,700 円(15km/L) |
| メンテ(オイル・タイヤなど) | 25,000 円 | 35,000 円 |
| 合計 | 約 19.8 万円(月 1.7 万円) | 約 27.2 万円(月 2.3 万円) |
駐車場を月 1.5 万円で借りると、これに年 18 万円が足されます。
維持費を下げるコツ
- 任意保険を見直す:車両保険の有無・運転者の年齢の条件・ネットの保険への切り替えで、年に数万円変わることがあります。
- 燃費のよい運転:急な発進・加速を減らし、タイヤの空気圧を月に 1 回見るだけでも燃費は変わります。
- 車検の依頼先を比べる:同じ内容でも見積もりは店で違います。2 か所以上で見積もりを取りましょう。
- 車の大きさを見直す:乗る人数が少ないなら、排気量の小さい車や軽自動車にすると税金・保険・ガソリンがまとめて下がります。
急な出費にしないための積み立て
車の維持費で困りやすいのは、5 月の税金と 2 年ごとの車検のように、まとまったお金が一度に出ていくときです。上の普通車の例なら、税金・重量税・自賠責・車検の整備代だけで 2 年に約 17 万円かかります。これを 24 か月で割ると、月 7,000 円ほど。毎月この額を「車の口座」に分けておくと、車検の月にあわてずに済みます。タイヤの交換(4 本で数万円)やバッテリー(1 万円前後)も、数年に一度の出費として月数百円ずつ足しておくと安心です(金額は目安)。
自分の車の維持費を計算する
平均や例は目安にしかなりません。今の車、または買おうとしている車の排気量・燃費・走る距離・保険料・駐車場代を車の維持費の計算機に入れると、年と月の合計がすぐに出ます。事故のときの記録に備えるなら、ドライブレコーダーのランキングもあわせて見てください。
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よくある質問
車の維持費の平均は月いくら?
住む地域・車種・走る距離で大きく変わるので、1 つの平均値はあまり当てになりません。この記事の例では、駐車場代を除いて軽自動車で月 1.5 万円前後、普通車(1.5 リットル級)で月 2 万円台が目安です。都市部で駐車場を借りると月 1〜3 万円ほど上乗せになります。
維持費にローンの返済は入る?
この記事では車を持っているだけでかかるお金を「維持費」としています。ローンやリースの月額は別に足してください。総額の比べ方は「ローン・残クレ・カーリースの総額比較」の道具で計算できます。
税金の額はどこで確かめる?
自動車税(種別割)は都道府県、軽自動車税(種別割)は市区町村が課税します。毎年 5 月ごろに届く納税通知書か、お住まいの自治体の公式ページで確かめてください。